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【ミカエリスの階級】

Michaelis hierarchy

17世紀のエクソシストであるセバスチャン・ミカエリス神父は、著書『驚嘆すべき憑依の物語』(1612年)でデーモンの階級を発表しましたが、これは教会が偏愛したデオニュシオスの天使の階級をからかい、愚弄するためのものでした。エクサン=プロヴァンスでマドレーヌ修道女に憑依したバルベリトというデーモン〔このデーモンはまさにデーモンならではの大言壮語をして自分は階級の高みにいるとしたのです〕から〔秘密の〕情報を与えられたというふれこみで、ミカエリスは馴染み深い名前を数多く記していますが、その一部は独創力には乏しい想像力の産物でしょう・・・。
ミカエリスはデーモンのそれぞれと戦う霊的存在のリストもあげていますが、二つの霊的世界を並列させることで、ミルトンよりも正確ではあれ詩的味わいに欠けています。