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『レメゲトン』

Lemegeton

かなり重要なグリモアの書名ですが、実際には様々なグリモアを集めた物であって、【小さな鍵】もしくは【ソロモンの小さな鍵】といった風に呼ばれることもあります。ソロモンを著者とする主張はまったく見せかけだけのものですが、本書そのものは一般のグリモアよりも高い水準にあります。現在知られている中で最も古いものは17世紀初頭のもので、ありとあらゆる霊の召喚を扱い、中にある「ゴエティア」と題される第一部では、ソロモンの霊72人が列挙され、その様々な力や、召喚された時にどのような姿をとるかが記されている。
第二部では「テウギア・ゴエティカ」と呼ばれ、もっぱら・・四方のデーモンを扱っています。
第三部では【パウロの術】と呼ばれる(この表題は未だかつて然るべき説明をされたことはありませんが、昼と夜の各時間の「天使」と黄道十二宮の天使を扱っています。)
第四部は【アルマデル】と呼ばれています。【小さな鍵】の第一部のみが本来の内容と考えてよくて・・・他の残りの部分は写本や刊本のかたちで別個に存在しています。したがって・・・四つの書物がまとめられ、最初の(第一部の)書物の書名で刊行されたものが『レメゲトン』と考えることが出来るでしょう。