ミルトン,ジョン
Milton,John
天使の逸話に満ちた、英語でかかれたものではおそらく最高の冒険詩【失楽園】全12巻を書いた盲目の清教徒詩人。
その該博な物語は、山をも突き動かすような善と悪の天使の天国での戦いを描いたものです。空から蹴落とされた悪の天使たちは地獄へと堕ち、彼らはそこで万魔殿と呼ばれる首都を建設しました。しかしサタンはアダムとイヴを誘惑することで復讐を遂げました。1600年代、この盲目の詩人は、地球が太陽の回りを動いているのであってその反対ではないと唱えて教会により投獄されていたガリレオを訪れている。ミルトンは晩年多くの筆記者を使って、天使が多く登場することの大作を口述筆記させました。
ミルトンは中世のキリスト教徒の習慣をまねて、キリスト教以外の神を悪魔の存在としました。たとえば【失楽園】では、サタンの率いる叛逆軍の天使の中にタンムズがいました。この天使はバビロニアの神であるタンムズのことなのです。タンムズは年一回死に、妻であり姉である愛の【女神イシュタル】の手によって復活し彼女との再婚を繰り返すのです。
イシュタルは成長と死という1年間の農耕サイクルの象徴であり、バビロニアの大女神です。戦争神としても名高く、冥界へ下る神話でも有名です。古代の占星術では、金星の女神とされています。
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