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【テトラモルフ】

Tetramorph

『四重の形』を意味するギリシア語に由来する言葉で、それ自体が四元のあらわれです。十二宮の4つの不動宮・・・・金牛宮、獅子宮、天蝎宮、宝瓶宮・・・・に関係する4つのシンボルをあわせもつ、1つの像を指して使用されます。これらのシンボルは4人の福音書記者のイメージとして、キリスト教芸術の重要な要素になっていますが、本来は十二宮をあらわすものでした。下記の表はこれらにかかわるものをあげています。

四元

十二宮

象徴

福音書記者

獅子宮

ライオン

マルコ

金牛宮

牡牛

ルカ

天蝎宮

ヨハネ

宝瓶宮

人間の顔

マタイ

テトラモルフそのものにおいては、これら4つの象徴が常に示されるので、その像は人間の顔をして、鷲の翼をもち、牡牛の体とライオンのたてがみを備えています。しかしながら、象徴はほかのやり方で配置してもよく、翼のある人間の身体に三つの頭〔ライオン、牡牛、人間〕をもつ、キリスト教のテトラモルフが見出されることもあります。しかしながら、【テトラモルフ】という言葉はしばしば誤用され、異なった象徴を備える福音書記者の4つの像を指して使用されることもあります。これら十二宮の不動宮の象徴であるのと同様、福音書記者の象徴でもありますが、1つの像に4つの象徴を結びつけるものではないため、正確にはテトラモルフではありません。ブラヴァツキーはテトラモルフを秘教的にとりあつかい、初期キリスト教徒のシンボリズムにおける人間が本来ドラゴンであり、象徴が7人の大天使の中の4人のものであったことを指摘しています。ライオンはミカエル、牡牛はウリエル、鷲はガブリエル、ドラゴンはラファエルの象徴とされています。象徴はテトラモルフとともにデーモンの召喚を扱う多数の書物にあらわれます。